昔から家を建てるなら、住環境がよく便利のいい西宮にしたいと思っていました。その中でも、駅からは遠くなく、静かで子どもが通学する学校の評判もよい場所にしたいと思っていました。すこし贅沢な希望だったので、そのような場所で私たちの予算で買える土地は、22〜23坪(72.6〜75.9u)程度だったのです。仕事で車を使うので駐車場も2台ほしかったのですが、22〜23坪程度の土地なら2台はあきめざるをえないと思っていました。そんなとき知人からテクノ住研さんを紹介され、相談にいってみました。
●まず最初に・・・
会社を訪問するとまず駐車場の費用の計算結果をみせてもらいました。私たちの希望している地域は駐車場を借りた場合の相場も高く月16,000円程度でした。1年だと19.2万円になります。30年間駐車場を借りた場合の金額を見てみると、何と576万円!!そんなことを考えると、どうしても家に駐車場が2台あれば!と思うようになりました。
●次に見せられたのは・・・
どうしても駐車場は2台欲しい!そう思っていた私たちに、ある図が見せられたのです。それは・・・

このような図だったのです。すぐに私たちは「これでは家が倒れたたりしませんか?」と率直に聞いてみました。
●家を建てる人間の使命
すると担当の方は、静かに次のような話を始めました。「平成7年に阪神淡路大震災でこの地域の多くの家が倒壊しました。木造建築の多くの家が倒れ、丈夫が売り物だったはずの物件でも基礎工事のバランスに問題があって家ごと横転しているものまであったのです。幸い当社が建てた物件では全壊する家はありませんでしたが、それでも多くの家が倒壊するのをみて、絶対に"丈夫で安全”な家を建てるのが我々建築に携わる人間の使命だと思ったのです。そこで木と鉄を融合した家づくりを考え出し、グループ会社「テクノフレーム鋼構造研究所」を設立して、"丈夫で安全な"家の研究をはじめました。その研究の成果で出来あがったのが、テクノフレームの家なのです。」
●だから丈夫で安全!
それから担当の方は、笑顔でテクノフレームの家の開発経緯を説明しはじめました。
「当社では家族が安全でなければ、それは住まいではないという考え方で、開発に取り組みました。勘や経験に頼るではなく、科学的に家の丈夫さが保証される必要がありました。そのため鉄骨構造にして全て個別構造計算を必要なかたちにしたのです。テクノフレームの家では、世界にただ一つのお客様だけの構造計算書を渡すようにしています。鉄骨は全て管理された工場で製造するようにしました。木造住宅では、建築の際の大工さんの技術や使用される木材の材質によって強度が大きく左右されてしまいますが、テクノフレームの家では溶接精度、寸法精度を常に一定に保つことができるようにしたのです。」
「テクノフレームの家の構造壁用フレームは1つあたりに5トン以上力を加えなければ変形しません。そのフレームが縦横それぞれにバランスよく約10uの床面積ごとに1枚ずつ設置されます。仮に1階の床面積が60uの場合、縦方向に6枚、横方向に6枚でそれぞれ30トンの力を加えなければ変形しない強者なのです。この丈夫な構造により、狭小地での3階建て、16帖・20帖などの広いLDK、ハネ出しの構造などを実現しました。お客様の予算の敷地でも、特殊な地形でなければ、ハネ出し構造にしたら、きっと車は2台おけるはずです。」
「もちろん基礎も鉄骨量からコンクリート量まで全て構造計算書から導き出されています。第三者機関(財団法人住宅保証機構)による配筋検査に合格後、コンクリートの打設が行われていますし、現場組み立て後、鉄骨構造が構造計算に基づく実施図どおりに行われているかも第三者機関の検査があり、合格後に内外装を行うことができます。この結果、住宅等性能保証制度に基づく10年間の長期保証の保証書が同機構から交付されて、安心なのです。」
「もう少し簡単にテクノフレームの家のことがわかるようにビデオをご覧ください。」そう言われて、DVDビデオをを見せてもらいました。ビデオをみてさらにテクノフレームの家の良さが理解できたのです。
私たちはもう一度先ほどの図を眺めなおしてみました。そうすると、さっきまで無理だと思っていたことが実現できるのだということがわかり、どんどん自分たちの理想の家のイメージが膨らんでいき、結局テクノフレームの家にお願いすることにしたのです。
●理想の我が家
こうして私たちは、駐車場が2台あり、住環境のよい理想の我が家を限られた予算の中で手に入れることができました。木造在来工法に比べてほんのわずかコストアップしましたが、駐車場を外に借りることを考えれば、ほんの4〜5年で元がとれる金額でした。開口部が広く窓が大きいので家はとても明るいです。子どもたちが巣立てば、壁を取り払ったり、吹き抜けにしたりすることなんかも考えています。
posted by テクノ住研 at 20:05
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